メリークリスマス!!今年も後、少しですね、みなさん風邪などひかないように暖かくして大切な人と楽しい日を過ごしてください!。さて相変わらず独り遊びが好きなので昨日は映画行きました。 タイトルは 毛皮のビーナスです。何と登場人物が2人のみ!えぇーっでもいい感じです。内容はって言うと ★2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品でして★
『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』『おとなのけんか』ロマン・ポランスキー監督最新作
オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダと、自信家で傲慢な演出家のトマ。がさつで厚かましくて、知性の欠片もないワンダは、手段を選ばず強引にオーディションをしてほしいと懇願し、トマは渋々彼女の演技に付き合うことに。ところが、演技を始めたワンダは、役を深く理解し、セリフも完璧。彼女を見下していたトマを惹きつけ、次第に立場が逆転し、圧倒的な優位に立っていく。2人だけのオーディションは熱を帯び、次第にトマは役を超えて、ワンダに支配されることに心酔していく…。おお何か怪しい.......
「マゾヒズム」の語源となったL・ザッヘル=マゾッホによる(ここからマゾって単語が出来たんですよ)伝説の自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」に着想を得て書かれた古典戯曲を映画化、性愛を描いた本作で、監督は自身の妻であり、実力派女優エマニュエル・セニエを主演に起用。彼女が演じるのは、これまでのヒロイン像とは明らかに一線を画す“ワンダ”という新感覚のキャラクター。がさつで厚かましい登場から、舞台に上がると一変、知性と気品溢れる女性へ、そして最後には、圧倒的なパワーと妖艶な魅力で演出家を支配していく女性へと変貌していく様は、観る者全てをワンダの虜にします。
彼女に翻弄され、服従することに悦びを見出すトマ役を、『007/慰めの報酬』『グランド・ブダペスト・ホテル』に出演し、カメレオン俳優として高い評価を受けているフランス人俳優マチュー・アマルリックが演じ、その確かな演技力を見せつけます。
“舞台”というワン・シチュエーションで登場人物の立場が次々と入れ替わるなか、観客はトマを疑似体験し、ワンダによって自身も知らない秘めた欲望を丸裸にされる、キャァー何かいやらしい?そんな事ありません!体感型サスペンスに巻き込まれる!そんな映画です。是非おすすめ。 帰りに大丸神戸店を眺めながらいい感じな一日でした。ども